自動車販売会社、整備工場、鈑金工場など、自動車業界の様々なお客様、そして個人のお客様から車両を購入し、工場まで車両を運搬する業務です。
会社の窓口となるだけでなく、長期的に満足をいただけるような対応を提供する必要があります。
この業務で重要なポイントは、“適切な値付け”と“迅速な引取り”、“お客様対応力”です。
お客様より購入した車両を、解体車両、中古車販売車両に仕分けをします。解体車両については、想定する部品販売先ごとに車両を仕分ける必要があり、中古車販売車両については、国内小売用車両と輸出用車両に仕分けします。
業務での重要なポイントは、“取引先(国)別需要状況の把握”、“フォークリフトによる車両運搬技術”です。この業務を行うためには、会社の全体像とお客様特性を理解しておく必要があります。
車両選別で輸出車両として振り分けされた車両を現地輸入国の規制にあった状態へ仕上げ、輸出港に搬入する業務です。
輸出前のタイヤ交換やバッテリー交換、簡単な車両磨きも行う必要があります。輸出手続きについては、国内の通関業者とのやり取りも発生します。
業務での重要なポイントは、“仕向先国の規制把握”、“迅速な商品化作業”です。
丁寧に部品を取り外す車両や部品需要のない車両など、様々な車両に適した解体を行います。
同じ車でも、お客様が違えば作業内容が異なってきます。必要な部品以外は重機やバールで破壊をしてしまっても問題ありませんので、早く適切に作業を行うことが重要です。
また、コスト意識を常に持つ必要があります。500円の売上となる部品を1時間かけて車両から外しているようでは会社は潰れてしまいますので、この場合は“車両から外さない”という判断が必要です。
業務での重要なポイントは、“作業の効率化”、“部品価値の把握”、“取引先(国)別需要状況の把握”です。
お客様より購入した国内小売用車両について、必要部品の交換、清掃、磨きといった商品化を行い、お客様へ販売します。
低価格帯の車両であっても、お客様にとっては大事な車両であるという意識を忘れず、確実な整備を行うことで、自信を持って保証を付けて販売しています。
また、個人のお客様との接点も多いことから、車両の買取、車検整備といった業務も発生します。
業務での重要なポイントは“お客様の立場に立てる想像力”、“確実な整備と商品化”です。
自動車を解体し、商品となる部品以外の部分は素材として販売します。素材といっても、鉄スクラップ、銅、アルミ、レアメタルなど多岐に亘ります。
それぞれを適した販売先へ引渡しますが、長期的な取引を前提とした取引先がほとんどですので、相互に情報交換をしながら、お互いに良い形でのお付き合いをする必要があります。
業務での重要なポイントは、“相場把握”、“取引先との対応力”です。
国内市場に適した部品を車両から取り外し、検品と清掃をした上で販売します。
販売ルートは、近隣の自動車関係業者、インターネット、業者向けシステムが主なところです。販売側のスタッフは電話でのお客様対応やパソコンとシステムを利用した業務を行う必要があります。国内のお客様は新品部品という対比軸がある中で中古部品の購入を検討されますので、お値打ちな商品とするための商品化と値付けが必要となります。
業務での重要なポイントは、“お客様の立場に立てる想像力”、“商品選定”、“値付け”です。
海外のお客様、日本に買付に来ている海外のお客様などへ中古部品を販売する業務です。
事前にお客様からの要望を受けた部品を取り外して販売することもあれば、海外のお客様に売れる見込みのものを事前に選定して取り外し、後日に販売することもあります。同じ国のお客様でも需要が異なりますし、同じ部品でも国によって購入価格が異なります。これらのバランスを取りながら、コンテナ輸出できる物量まで商品を確保する必要があります。
業務での重要なポイントは、“取引先(国)別需要状況の把握”、“相場把握”、“調整能力”です。
タンザニア支店、ロシア拠点で中古部品の直接販売をしています。タンザニアでは自動車整備や新品部品・用品の販売も行っています。
海外で駐在する仕事ですので、異文化への理解、異なる価値観の方々との交渉、現地スタッフのマネジメントといった、ある種、自身で会社を運営することと同じ業務が様々な障壁とともに発生します。
また、現地需要を的確に把握して日本へオーダーし、現地に適した商材を確保する必要があります。
業務での重要なポイントは、“マネジメント力”、“交渉力”、“開拓力”、“語学力”、“需要把握”と多岐に亘ります。